事業開始から十八期目を迎え、かじ取り役となる理事長という重責を担うこととなり、改めてその職責の重さを感じているところであります。

　さて、昨年度は、新型コロナウイルス感染症の対応に終始した一年間であり、マスクや消毒用アルコール等の感染予防設備・備品の不足に始まり、第２波、第３波の襲来と余談を許さぬ一年でしたが、残念ながら今年度においても、社会全体が新型コロナウイルスに脅かされ続ける中での始まりとなりました。

　当法人では、毎日の感染症対策に加え、入居者様とご家族の皆様のご理解とご協力と職員の日々の対応により、令和２年度を無事に終えることができました。

　今日まで当法人を支え、ご支援を頂きました皆様に心より感謝と御礼を申し上げます。

　しかし、年度が明けても状況は変わらず、更なる感染症対策の徹底を図る必要があり、利用者様や職員の安全を確保していくことが大きな課題となっております。

　これからも、ご利用者様に満足いただけるケアを目指し、ご利用者様本位のきめ細やかなサービス提供に努めるとともに、地域の皆様からも信頼される施設となるように、職員とともに一丸となり取り組んでまいりますので、引き続きのご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。